前川さんの全力で生きる日々

どうも、前川です!2019卒の大学生で、「就活のこと」「趣味のこと」「大学のこと」などなど雑多に記していきます!

【本選考】【化学】旭化成-総合職事務系-

どうも!
前川です!

今回は旭化成の本選考を紹介します。

1.化学業界・旭化成について
2.本選考のステップ

1.化学業界・旭化成について
 ⅰ化学業界について
  まずは化学業界で取り扱っている製品について。
  ①基礎化学品
   石油から精製される石油化学品になります。
   エチレンとかポリプロピレンとか。
   世の中に無くてはならない製品です。
   とはいえ、なくてならない製品だからこそ利益はそこまで出ません。
   価格を簡単に引き上げることも出来ないからです。
   利益増にはコスト減が不可欠ですが、石油価格は操作できません。
   なので、各社は規模の経済や固定費用の低減に命を懸けている訳です。
   結論としては、世界シェアNo1でなければ意味がないということです。
   日本企業には世界シェアNo1製品を保有している企業が多いです!
  ②機能性化学品(スペシャリティ)
   ある一つの機能に特化した製品です。
   半導体関連や炭素繊維系、スーパーエンプラとかになります。
   というよりも、たくさんありすぎて列挙できないです笑
   ここが現在の化学業界の稼ぎ頭です。
   利益を出しやすい訳ですね。
   多くの日本の化学企業も機能性化学品に全力を注いでいます。
  化学の進化、素材の進化は最終製品の進化に繋がります。
  世の中に必要不可欠であり、市場はこれからも拡大するでしょう。    

 旭化成について
  国内規模3~4位くらいの総合化学メーカーです。
  基礎化学品、機能性化学品、医薬品、住宅などを手掛けています。
  特にハウスメーカーを抱えているのは特徴的です。
  (そんな住宅事業も、不正発覚で少し前までは騒がれてましたね笑)
  規模で言うと三井化学よりも小さそうですが、利益ベースでは完全に上です。
  近年は自動車業界に力を入れていて、ボディを軽くする素材、軽量化したタイヤ、
  自動車に取り付ける各種センサー(IoT用)などなど。
  この辺に興味がある学生にもいいかもしれません。
  社風は少し体育会系。
  給料は化学業界としては少し高め設定。

2.本選考のステップ
 旭化成の本選考はリク面で左右されます。
 リク面が上手くいくと1次面接が免除されます。
 リク面が上手くいかないと、特に免除無しです。
 分かりやすいですね笑

 ⅰ説明会
 ⅱES+Webテスト
 ⅲリクルーター面談×2
 ⅳリクルーター面談
 ⅴ2次面接
 ⅵ最終面接

 ⅰ説明会
  何の変哲もない説明会です。
  大学のと個別説明会に参加しました。

 ⅱES+Webテスト
  ESの設問:
  ①あなたの学生時代について自由にお書きください。(300文字以内)
  ② 右の9つのワードのうち3つ以上のワードを用いて、自由に文章を作成してください。物語、詩、自分の考えなどどんな内容、表現方法でも結構です。(200字以内)<  科学・工・挑戦・融・市・ヴァーチャル・月・億・ハート >
 

  Webテストは自宅受験型の玉手箱だったと記憶してます。
  ESの設問②は少し特殊なので、気を付けましょう。

 ⅲリクルーター面談×2
  場所 :ホテルのカフェ
  時期 :4月上旬~4月中旬
  時間 :1時間程度
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「どういう業界や企業を見ているか?」
      「就職活動の軸は?」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「人生の転機は?」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:雰囲気はとっても和やかでした。
      基本的には逆質問がメインで、「旭化成で働くこと」を理解する場です。
      30分はひたすら質問をして、残りで質問されると言った感じです。
      おいしい飲み物が頂けるので、リラックスしていきましょう笑
      ここで評価されると、3回目のリク面に呼ばれます。

 ⅳリクルーター面談
  場所 :ホテルのカフェ
  時期 :4月下旬
  時間 :1時間程度
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「就職活動の状況」
      「就職活動の軸」
      「志望動機」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「他に学生時代に力を入れたこと」
      「もし旭化成に入ったら何をやりたいか」
      「志望度はどれくらい?」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:これまでのリク面よりも年次が高い方が来ます。
      そして緊張感も上がります。
      「本当に化学業界を目指しているか、旭化成を志望しているか」
      ということが見られます。
      更に、人事との面接に出してもいい学生か、能力を見られます。
      ここを突破すれば、あともう少しです!
      頑張りましょう!

 ⅴ2次面接
  場所 :本社
  時期 :5月中旬
  時間 :1時間(面接は30分)
  面接官:2人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介を2分で」
      「学生時代に力を入れたこと?」
      「他には?」
      「就活の軸と旭化成の志望度」

  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:人事の方二人との面接です。
      面接前には、履歴書の記入や就職活動の状況の記入があります。
      その間に、人事の方と雑談をします。
      そのあとで面接をします。
      面接は非常にスピーディなのが旭化成の特徴です。
      矢継ぎ早に質問が飛んできます。
      素早くかつ端的に回答していきましょう!
      最後のネガティブチェックだと思われます!
      
 ⅵ最終面接
  場所 :本社
  時期 :5月下旬
  時間 :1時間(面接は30分)
  面接官:5人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「他に力を入れたこと」
      「入社してから成し遂げたいこと」
      「就職活動の軸」
      「志望業界と旭化成の志望度」
      「勤務地はどこでもいいのか?」
      「一番興味のある職種は?」
  連絡 :数日後に電話or2週間以内にメール
  雰囲気:スピード感に溢れる面接です。
      また面接官も各事業部の部長クラスたちです。
      緊張感にも溢れております。
      矢継ぎ早に質問が来るので、すばやく答えていきます。
      考える時間はありません笑
      最重要な質問は志望度です。
      ここで第一志望といえれば、基本的に内定が出ると思います。
      まぁここは6/1に拘束もあるので、考えて戦略を取りましょう!
      
      内定が出たかは内緒です笑

ということで、以上が旭化成の本選考になります。
財閥系ではないものの、スピード感のある経営が魅力です。
ただ、他の化学メーカーよりかは体育会系の雰囲気を感じました…

ではでは。