前川さんの全力で生きる日々

どうも、前川です!2019卒の大学生で、「就活のこと」「趣味のこと」「大学のこと」などなど雑多に記していきます!

【本選考】【化学】旭化成-総合職事務系-

どうも!
前川です!

今回は旭化成の本選考を紹介します。

1.化学業界・旭化成について
2.本選考のステップ

1.化学業界・旭化成について
 ⅰ化学業界について
  まずは化学業界で取り扱っている製品について。
  ①基礎化学品
   石油から精製される石油化学品になります。
   エチレンとかポリプロピレンとか。
   世の中に無くてはならない製品です。
   とはいえ、なくてならない製品だからこそ利益はそこまで出ません。
   価格を簡単に引き上げることも出来ないからです。
   利益増にはコスト減が不可欠ですが、石油価格は操作できません。
   なので、各社は規模の経済や固定費用の低減に命を懸けている訳です。
   結論としては、世界シェアNo1でなければ意味がないということです。
   日本企業には世界シェアNo1製品を保有している企業が多いです!
  ②機能性化学品(スペシャリティ)
   ある一つの機能に特化した製品です。
   半導体関連や炭素繊維系、スーパーエンプラとかになります。
   というよりも、たくさんありすぎて列挙できないです笑
   ここが現在の化学業界の稼ぎ頭です。
   利益を出しやすい訳ですね。
   多くの日本の化学企業も機能性化学品に全力を注いでいます。
  化学の進化、素材の進化は最終製品の進化に繋がります。
  世の中に必要不可欠であり、市場はこれからも拡大するでしょう。    

 旭化成について
  国内規模3~4位くらいの総合化学メーカーです。
  基礎化学品、機能性化学品、医薬品、住宅などを手掛けています。
  特にハウスメーカーを抱えているのは特徴的です。
  (そんな住宅事業も、不正発覚で少し前までは騒がれてましたね笑)
  規模で言うと三井化学よりも小さそうですが、利益ベースでは完全に上です。
  近年は自動車業界に力を入れていて、ボディを軽くする素材、軽量化したタイヤ、
  自動車に取り付ける各種センサー(IoT用)などなど。
  この辺に興味がある学生にもいいかもしれません。
  社風は少し体育会系。
  給料は化学業界としては少し高め設定。

2.本選考のステップ
 旭化成の本選考はリク面で左右されます。
 リク面が上手くいくと1次面接が免除されます。
 リク面が上手くいかないと、特に免除無しです。
 分かりやすいですね笑

 ⅰ説明会
 ⅱES+Webテスト
 ⅲリクルーター面談×2
 ⅳリクルーター面談
 ⅴ2次面接
 ⅵ最終面接

 ⅰ説明会
  何の変哲もない説明会です。
  大学のと個別説明会に参加しました。

 ⅱES+Webテスト
  ESの設問:
  ①あなたの学生時代について自由にお書きください。(300文字以内)
  ② 右の9つのワードのうち3つ以上のワードを用いて、自由に文章を作成してください。物語、詩、自分の考えなどどんな内容、表現方法でも結構です。(200字以内)<  科学・工・挑戦・融・市・ヴァーチャル・月・億・ハート >
 

  Webテストは自宅受験型の玉手箱だったと記憶してます。
  ESの設問②は少し特殊なので、気を付けましょう。

 ⅲリクルーター面談×2
  場所 :ホテルのカフェ
  時期 :4月上旬~4月中旬
  時間 :1時間程度
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「どういう業界や企業を見ているか?」
      「就職活動の軸は?」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「人生の転機は?」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:雰囲気はとっても和やかでした。
      基本的には逆質問がメインで、「旭化成で働くこと」を理解する場です。
      30分はひたすら質問をして、残りで質問されると言った感じです。
      おいしい飲み物が頂けるので、リラックスしていきましょう笑
      ここで評価されると、3回目のリク面に呼ばれます。

 ⅳリクルーター面談
  場所 :ホテルのカフェ
  時期 :4月下旬
  時間 :1時間程度
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「就職活動の状況」
      「就職活動の軸」
      「志望動機」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「他に学生時代に力を入れたこと」
      「もし旭化成に入ったら何をやりたいか」
      「志望度はどれくらい?」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:これまでのリク面よりも年次が高い方が来ます。
      そして緊張感も上がります。
      「本当に化学業界を目指しているか、旭化成を志望しているか」
      ということが見られます。
      更に、人事との面接に出してもいい学生か、能力を見られます。
      ここを突破すれば、あともう少しです!
      頑張りましょう!

 ⅴ2次面接
  場所 :本社
  時期 :5月中旬
  時間 :1時間(面接は30分)
  面接官:2人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介を2分で」
      「学生時代に力を入れたこと?」
      「他には?」
      「就活の軸と旭化成の志望度」

  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:人事の方二人との面接です。
      面接前には、履歴書の記入や就職活動の状況の記入があります。
      その間に、人事の方と雑談をします。
      そのあとで面接をします。
      面接は非常にスピーディなのが旭化成の特徴です。
      矢継ぎ早に質問が飛んできます。
      素早くかつ端的に回答していきましょう!
      最後のネガティブチェックだと思われます!
      
 ⅵ最終面接
  場所 :本社
  時期 :5月下旬
  時間 :1時間(面接は30分)
  面接官:5人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「他に力を入れたこと」
      「入社してから成し遂げたいこと」
      「就職活動の軸」
      「志望業界と旭化成の志望度」
      「勤務地はどこでもいいのか?」
      「一番興味のある職種は?」
  連絡 :数日後に電話or2週間以内にメール
  雰囲気:スピード感に溢れる面接です。
      また面接官も各事業部の部長クラスたちです。
      緊張感にも溢れております。
      矢継ぎ早に質問が来るので、すばやく答えていきます。
      考える時間はありません笑
      最重要な質問は志望度です。
      ここで第一志望といえれば、基本的に内定が出ると思います。
      まぁここは6/1に拘束もあるので、考えて戦略を取りましょう!
      
      内定が出たかは内緒です笑

ということで、以上が旭化成の本選考になります。
財閥系ではないものの、スピード感のある経営が魅力です。
ただ、他の化学メーカーよりかは体育会系の雰囲気を感じました…

ではでは。

【本選考】【金融】日本政策投資銀行-総合職-

どうも!
前川です!

今回は日本政策投資銀行の本選考を紹介します。

1.政府系金融・日本政策投資銀行について
2.本選考のステップ

1.政府系金融・日本政策投資銀行について
 ⅰ政府系金融について
  近年槍玉にあげられることも多い業界です。
  大きく分けると、3つに分けられるのかなと思います。
  中央銀行
   言わずもがな、各国に存在する機関です。
   日本ではもちろん日本銀行(BOJ)。
   主な目的としては、物価の調整になります。
   よく経済成長を目指していると勘違いされますが、それは目的ではありません。
   経済成長を目的に掲げる中央銀行FRBくらいじゃないかな?
   ECBやBOJは物価の調整を目的とし、手段として国債ETFの売買を行います。
   他にも新規貨幣発行や、貸出金利の調整なども。
   イールドカーブコントロールに命を懸けてます笑
   他の業務としては、経済調査(日銀短観)金融機関の監視・統制なども。
   国家にとって不可欠な金融機関です。
  ②マーケットインフラ系
   JPXなどにあたります。
   株式市場や債券市場などの金融市場の運営が仕事になります。
   新規のデリバティブに認可を出したり、新たな金融市場を創ったり。
   他にもIPO(株式公開)の認可を出したりもします。
   まさに金融市場の健全な運営を目的としています。
   この機関がなければ、日本の金融市場は崩壊します
   他の業務として、海外マーケティング(外貨の調達)新プログラムの開発など。
   注文から執行までのタイムラグを減らすことに命を懸けてます笑
  ③それ以外
   他の政府系金融機関です。
   それぞれ民間とは違うマインドをもって、専門分野に特化しています。
   日本政策投資銀行(DBJ):民間では取れない案件に対して、出資・投資を行う。
               主に大企業や大規模インフラ案件に特化。
               仕組債やM&Aアドバイザリー等も行う。
   日本政策金融公庫(JFC) :DBJの中小企業特化型バージョン。
   国際協力銀行(JBIC)       :主に国内企業の海外展開への出資・投資に特化。
                    インフラ輸出に伴うプロジェクトファイナンスに強み。
   農林中央金庫(NCB)      :第一次産業向けに特化した金融機関。
                     JAが集めたお金を、運用・保守する存在。
                    第一産業向けの出資や投資。
                    国内最大規模の機関投資家で、NYで暴れている。
   商工中央金庫(SCB)       :NCBの商業特化型。
                     JFCと分野が被っているので、影が薄い。
                    金融提案力もそこまで高くない。
                    不正融資していたことは記憶に新しい。     
 日本政策投資銀行(DBJ)について
  主に大企業向けに高度な金融スキームを提供している政府系金融機関です。
  提供サービスとしては
  ①融資:通常の銀行業務です。
      ただDBJは個人の口座を持ってはいないので、基本的には
      社債を発行→  資金調達→  融資の流れになります。
  ②投資株式やストラクチャードファイナンスになります。
      PEなどもここに当たります。
      メザニンファイナンス(債権と株式の間みたいなもの)
      プロジェクトファイナンスなどもここに該当します。
  M&Aアドバイザリー:大企業に対して、M&Aの主幹事などを務めます。
              投資銀行部門です。
  DBJの特徴としては、民間にはできない部分を補うということです。
  4つのDNAと呼ばれる、
  ①長期性:短期的な投融資を中心とする民間とは違い、長期的な資金提供をする
  ②信頼性:不況の時に簡単に貸しはがしをせず、しっかりサポートを行う
  ③中立性財閥やグループなどのしがらみに囚われず、真に国益を考える
  ④パブリックマインド:常に国益を考える
  これらの精神を大切にすることで、民間の金融機関とは差別化を行ってます。
  高学歴層からの人気が高く、近年は日本銀行よりも人気です。
  倍率は高いことが予想されるので、気を付けていきましょう。

2.本選考のステップ
 日本政策投資銀行の本選考はまぁまぁ長いです。
 また倍率も高いです。
 そして学歴もそれなりに重視されている印象です。
 旧帝一工・早慶クラスがほとんどです。

 ⅰ説明会
 ⅱES+Webテスト
 ⅲ1次面接
 ⅳ2次面接
 ⅴ3次面接
 ⅵ4次面接
 ⅶ最終面接

 ⅰ説明会
  何の変哲もない説明会です。
  大学のと個別説明会に参加しました。

 ⅱES+Webテスト
  ESの設問:
  ①研究テーマの概要(200文字以内)
  ② あなたが考える日本の課題や問題について触れつつ、日本政策投資銀行で何を実現したいか、教えてください。(450文字以内)
  ③あなたがこれまでの人生において、特に力を入れたことや困難と感じた出来事を3つ挙げてください(各50字以内)×3
  ④上記で挙げた3つの出来事のうち1つを選び、その時自らがどのように考え行動したかを述べてください。(450字以内)

  Webテストは自宅受験型の性格検査だったと記憶してます。

 ⅲ1次面接
  場所 :本店or支店
  時期 :4月下旬
  時間 :1時間程度
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「自己PR」
      「DBJで成し遂げたいこと」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「大学での研究内容」
      「今の日本経済について」
      「DBJの志望度」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:雰囲気はとっても和やかでした。
      現場の若手行員との面接になります。
      和やかですが、おそろしく突っ込まれるので注意です。

 ⅳ2次面接
  場所 :本店or支店
  時期 :5月上旬
  時間 :1時間程度
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「就職活動の状況」
      「志望動機」
      「自己PR」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「卒論のテーマ」
      「就活の軸となぜそれが軸か」
      「志望度」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:1次面接と雰囲気は変わりません。
      ただ、年次が上がるので緊張感は増します。
      質問内容もまだオーソドックスなので、心配せずに行きましょう!

 ⅴ3次面接
  場所 :本店or支店
  時期 :5月中旬
  時間 :1時間
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「自己PR」
      「志望動機」
      「DBJで成し遂げたいこと」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「気になる経済ニュース」

  連絡 :数日後に電話
  雰囲気2次面接よりも年次が上がります。
      そのせいか緊張感も増しますが、基本的には和やかです。
      志望動機は重要かと思います。
      なぜ金融?なぜ民間ではなく政府系?なぜDBJ
      それぞれに対して明確な答えを考えておきましょう。
 ⅵ4次面接
  場所 :本店or支店
  時期 :5月下旬
  時間 :1時間
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「就職活動の状況」
      「就職活動の軸」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「幼少期はどんな子供?」
      「小学生時代はどんな子供だったか?」
      「中学生時代は?」
      「高校生時代は?」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:自己分析の深さを問われます。
      幼少期から現在までに一貫性はあるのかどうか。
      またそれらと就職活動の軸は繋がっているのか。
      かなり深く、かつ執拗なまでに掘られるので対策必須です。
      また周りで落ちている学生も多いので、鬼門だと思います。
 ⅶ最終面接
  場所 :本店
  時期 :5月下旬
  時間 :45分程度
  面接官:3人
  学生 :1人
  質問 :「小論文の回答について」
       →事前に日本経済の問題点と解決策についての小論文あり
      「志望動機」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「学生時代の研究内容」
      「DBJで成し遂げたいこと」
  連絡 :当日か翌日に電話or2週間以内にメール
  雰囲気:先に言っておきますと、圧迫面接です。
      めちゃくちゃ反応が薄いかつ否定のオンパレードです。
      そこでめげずにしっかりとやっていくことが大切です。
      また自分なりに日本経済に対する課題を感じているかも重要です。
      政府系金融機関ですからね。
      そして、勉強についても深く聞かれます。
      生半可な答えでは満足されません。
      非常にアカデミックな部分まで聞かれます。
      概して、厳しい面接でした。

  内定が出たかは内緒です笑

ということで、以上が日本政策投資銀行の本選考になります。
圧倒的な使命感はあるものの、激務っぽいのは否めません。
政府系ではJBICと同じかそれ以上に激務だと思います。

ではでは。

【本選考】【金融】日本銀行-総合職-

どうも!
前川です!

今回は日本唯一の中央銀行である日本銀行の本選考を紹介します。

1.政府系金融・日本銀行について
2.本選考のステップ

1.政府系金融・日本銀行について
 ⅰ政府系金融について
  近年槍玉にあげられることも多い業界です。
  大きく分けると、3つに分けられるのかなと思います。
  中央銀行
   言わずもがな、各国に存在する機関です。
   日本ではもちろん日本銀行(BOJ)。
   主な目的としては、物価の調整になります。
   よく経済成長を目指していると勘違いされますが、それは目的ではありません。
   経済成長を目的に掲げる中央銀行FRBくらいじゃないかな?
   ECBやBOJは物価の調整を目的とし、手段として国債ETFの売買を行います。
   他にも新規貨幣発行や、貸出金利の調整なども。
   イールドカーブコントロールに命を懸けてます笑
   他の業務としては、経済調査(日銀短観)金融機関の監視・統制なども。
   国家にとって不可欠な金融機関です。
  ②マーケットインフラ系
   JPXなどにあたります。
   株式市場や債券市場などの金融市場の運営が仕事になります。
   新規のデリバティブに認可を出したり、新たな金融市場を創ったり。
   他にもIPO(株式公開)の認可を出したりもします。
   まさに金融市場の健全な運営を目的としています。
   この機関がなければ、日本の金融市場は崩壊します
   他の業務として、海外マーケティング(外貨の調達)新プログラムの開発など。
   注文から執行までのタイムラグを減らすことに命を懸けてます笑
  ③それ以外
   他の政府系金融機関です。
   それぞれ民間とは違うマインドをもって、専門分野に特化しています。
   日本政策投資銀行(DBJ):民間では取れない案件に対して、出資・投資を行う。
               主に大企業や大規模インフラ案件に特化。
               仕組債やM&Aアドバイザリー等も行う。
   日本政策金融公庫(JFC) :DBJの中小企業特化型バージョン。
   国際協力銀行(JBIC)       :主に国内企業の海外展開への出資・投資に特化。
                    インフラ輸出に伴うプロジェクトファイナンスに強み。
   農林中央金庫(NCB)      :第一次産業向けに特化した金融機関。
                     JAが集めたお金を、運用・保守する存在。
                    第一産業向けの出資や投資。
                    国内最大規模の機関投資家で、NYで暴れている。
   商工中央金庫(SCB)       :NCBの商業特化型。
                     JFCと分野が被っているので、影が薄い。
                    金融提案力もそこまで高くない。
                    不正融資していたことは記憶に新しい。     
 日本銀行について
  日本にある唯一の中央銀行日本銀行です。
  中央銀行の主な役割は”物価の調整”になります。
  ようは過度なインフレ率の上昇や減少を抑えたいということです。
  ただ現状の日本はデフレに寄っていた反動から、インフレターゲットを2%に設定
  しています。
  物価の調整のために行うこととして、
   ①新規通貨発行
   ②日本国債の公開オペレーション(買うor売る)
   ③金融機関への貸出金利の調整
   ④インフレターゲットの設定とコミットメント
   …etc
  多くの手段があります。
  日本銀行はこれ以外にも
   ①貨幣の交換
   ②金融機関の監視・統制(バーゼル規制、貸し出しやBSの監視)
   ③経済調査や統計調査(日銀短観や各種統計レポートの作成)
   …etc
  などがあります。
  非常に幅広い業務があり、多くの仕事に携わることが出来ます。
  また、どの仕事も他の期間では経験のできないSpecialityにあふれたものです。
  総合職の場合、2~3年のジョブローテーションで様々な仕事を経験していきます。
  ある意味、プロフェッショナルを目指したい方には向いていません。
  また、他社に比べて社費留学に行ける人の数が断然多いです。
  海外の院で経済学や統計学修士、またはMBAを取得できます。
  それらを目指している方にはおすすめの就職先です!
  日本銀行でしか経験できない仕事、抜群の福利厚生。
  おすすめの就職先です!

2.本選考のステップ
 日本銀行の本選考もリク面がメインとなります。
 また倍率は高いです。
 学歴は物凄く要求されます。
 メインは東大、次に一橋や慶応、京大、そして早稲田や各旧帝です。
 それ以外の学歴だと、特定職に変更するように薦められます。(悲しい)

 ⅰ説明会
 ⅱES+Webテスト
 ⅲリクルーター面談×3回
 ⅳ1次面接
 ⅴ最終面接

 ⅰ説明会
  何の変哲もない説明会です。
  大学のと個別説明会に参加しました。

 ⅱES+Webテスト
  ESの設問:
  ①日本銀行への志望理由を述べてください(公的な機関で働くことの意義、日本銀行でどのような貢献・活躍をしたいと考えているか等)。 (400文字以内)
  ②あなたが一生懸命打ち込んできたことを挙げ、打ち込むことができた理由とそこで得られたことについて述べてください。 (600文字以内)

  Webテストは自宅受験型で性格診断のみだったと記憶してます。

 ⅲリクルーター面談
  場所 :本店近くのカフェ
  時期 :4月上旬~5月初旬
  時間 :1時間程度
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「自己PR」
      「就職活動の軸」
      「志望動機」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「大学での研究内容」
      「気になる経済ニュースと自分の意見」
      「日本銀行に入行してやりたいこと」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:雰囲気はとっても和やかでした。
      緊張することもなく、つつがなく進行しました。
      他社との違いは”大学での研究”をめちゃくちゃ深掘りされることです。
      自分は経済学部なので、経済のプロを前に語るのは緊張しました笑
      
また気になるニュースも深く聞かれます。

      さらにそれを元に、行員の方と議論を交わします。
      概して、アンテナの高さ、勉強への真摯さ、地頭の良さを見られます。

 ⅳ一次面接
  場所 :本店
  時期 :5月中旬
  時間 :45分程度×2
  面接官:各回1人
  学生 :1人
  質問 :「就職活動の状況」
      「志望動機」
      「自己PR」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「どう周りを巻き込むか」
      「描きたい入行後のキャリアパス
      「大学での研究内容」
      「気になるニュース」
  連絡 :当日か翌日に電話
  雰囲気:倍率が高く、激戦が予想されます。
      まず志望度を深くチェックされます。
      なぜ金融の中でも中央銀行なのか、民間に興味はないのか。
      また普段の研究への真摯さも求められます。
      深いレベルで学習内容を語らなければいけません。
      さらにアンテナの高さも重要です。
      経済ニュースを経済のプロの前で語る必要があるので、準備必須です。
      なぜそのニュースが気になるのか、どういう点でおもしろいのか。
      ①志望度②行動力③アンテナの高さ④勉強意欲が非常に重要になります。

 ⅴ最終面接
  場所 :本店
  時期 :5月中旬
  時間 :20分
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「志望動機」
      「日本銀行で成し遂げたいこと」

  連絡 :当日その場でor翌日に電話or2週間以内にメール
  雰囲気ほぼ意思確認の様なものです。
      最後のネガティブチェックですね。
      能力に問題はないと判断されているので、志望度で推せば大丈夫です。
      第一志望だと言い切りましょう。
      省庁組も受けているので、蹴られることを日本銀行は嫌がります。
      なので志望度が重要です。
      気合入れて行きましょう!
  
  内定が出たかは内緒です笑

ということで、以上が日本銀行の本選考になります。
圧倒的な使命感、充実の福利厚生!
ただ内部が東大閥っぽいのが玉に傷です。

ではでは。

【本選考】【金融】農林中央金庫-総合職-

どうも!
前川です!

今回は第一次産業への貢献を主とする農林中央金庫の本選考を紹介します。

1.政府系金融・農林中央金庫について
2.本選考のステップ

1.政府系金融・農林中央金庫について
 ⅰ政府系金融について
  近年槍玉にあげられることも多い業界です。
  大きく分けると、3つに分けられるのかなと思います。
  中央銀行
   言わずもがな、各国に存在する機関です。
   日本ではもちろん日本銀行(BOJ)。
   主な目的としては、物価の調整になります。
   よく経済成長を目指していると勘違いされますが、それは目的ではありません。
   経済成長を目的に掲げる中央銀行FRBくらいじゃないかな?
   ECBやBOJは物価の調整を目的とし、手段として国債ETFの売買を行います。
   他にも新規貨幣発行や、貸出金利の調整なども。
   イールドカーブコントロールに命を懸けてます笑
   他の業務としては、経済調査(日銀短観)金融機関の監視・統制なども。
   国家にとって不可欠な金融機関です。
  ②マーケットインフラ系
   JPXなどにあたります。
   株式市場や債券市場などの金融市場の運営が仕事になります。
   新規のデリバティブに認可を出したり、新たな金融市場を創ったり。
   他にもIPO(株式公開)の認可を出したりもします。
   まさに金融市場の健全な運営を目的としています。
   この機関がなければ、日本の金融市場は崩壊します
   他の業務として、海外マーケティング(外貨の調達)新プログラムの開発など。
   注文から執行までのタイムラグを減らすことに命を懸けてます笑
  ③それ以外
   他の政府系金融機関です。
   それぞれ民間とは違うマインドをもって、専門分野に特化しています。
   日本政策投資銀行(DBJ):民間では取れない案件に対して、出資・投資を行う。
               主に大企業や大規模インフラ案件に特化。
               仕組債やM&Aアドバイザリー等も行う。
   日本政策金融公庫(JFC)DBJの中小企業特化型バージョン。
   国際協力銀行(JBIC      :主に国内企業の海外展開への出資・投資に特化。
                    インフラ輸出に伴うプロジェクトファイナンスに強み。
   農林中央金庫(NCB)      :第一次産業向けに特化した金融機関。
                     JAが集めたお金を、運用・保守する存在。
                    第一産業向けの出資や投資。
                    国内最大規模の機関投資家であり、NYで暴れている。
   商工中央金庫(SCB)       :NCBの商業特化型。
                     JFCと分野が被っているので、影が薄い。
                    金融提案力もそこまで高くない。
                    不正融資していたことは記憶に新しい。     

 農林中央金庫について
  第一次産業の発展に貢献することを目的とする政府系金融機関です。
  JAバンクが各個人や法人から集めた資金を運用・保守しています。
  つまりメガバンクに負けないくらいの資金力があるということです。
  (JAバンクは利用者が非常に多いため)
  こうして集めた資金で、第一次産業への融資や投資を行っています。
  他にも飲食店やスーパー、物流なども担当分野になります。
  他にもバイオ系の研究開発にも出資・投資を行います。
  そしてそれ以上に力を入れているのが資産運用です。
  農林中金は国内最大規模の機関投資家で、NYで最も有名な日本の機関投資家です!
  そしてただ日本の国債で運用したり、国内のETFで運用するだけではありません。
  外国債券や外国株、デリバティブなどオルタナティブ投資を積極的に行っています!
  攻めの運用姿勢は素敵です笑
  収益の大半はこの運用益から来ていると考えると、そうとう優秀なんでしょうね。
  運用系に興味のある学生はぜひ視野に入れてみては?
  また抜群にホワイト企業です。
  高収入かつホワイトな職場、金融業界の最後のオアシスと言われることも。
  社員さんも落ち着いた方が多く、ガツガツした人はいませんでした。

2.本選考のステップ
 農林中金の本選考は金融業界ということもあり長いです。
 また倍率はそれなりにあると思います。
 金融業界のオアシスと言われ、高収入勝つホワイトという素晴らしさ。
 学歴も高めで、旧帝一工・早慶がボリューム層。

 ⅰ説明会
 ⅱES+Webテスト
 ⅲリクルーター面談×3回
 ⅳ1次面接
 ⅴ2次面接
 ⅵ3次面接

 ⅶ最終面接

 ⅰ説明会
  何の変哲もない説明会です。
  大学のと個別説明会に参加しました。

 ⅱES+Webテスト
  ESの設問:
  農林中央金庫に関心をもたれた理由をお聞かせ下さい。(200字以下)
  学生時代に最も力を注がれた事について、教えて下さい。(300字以下)
  当金庫に関するご質問やご意見を自由に、ご記入下さい。(300字以下)

  Webテストは自宅受験型のSPIです。
  通過してると締切から1週間以内にリク面のお知らせが来ます。

 ⅲリクルーター面談
  場所 :本店や支店近くのカフェ
  時期 :4月上旬~5月初旬
  時間 :45分程度
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「自己PR」
      「就職活動の軸」
      「志望動機」
      「入庫してやりたいこと」
      「就活の状況」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:オーソドックスな雰囲気でした。
      カフェにて好きなものを頼んでいいと言われます。
      お昼時ならランチを、それ以外ならパンケーキとか食べられます。
      飲み物はもちろん何でもOK
      優しい…優しいよ…
      こんなんで簡単に志望度上がりますね笑
      リク面自体は全く厳しいものではなかったです。
      普段通り思っていることを言えっていれば大丈夫です。
      ただ3回目は重要で、農林中金が第一志望と言っておいた方が無難です。

 ⅳ一次面接
  場所 :本店
  時期 :5月中旬
  時間 :30分程度
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「就職活動の状況」
      「志望動機」
      「強み・弱み」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「描きたいキャリアパス
  連絡 :当日その場
  雰囲気:志望度を問われます。
      基本的にネガティブチェックがメインだと思います。
      能力がないと思われた学生はリク面ではじかれていると思います。
      なので、基本的には志望度がカギになってくると思います。

 ⅴ二次面接
  場所 :本店
  時期 :5月中旬
  時間 :20分
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「就職活動の状況」
      「志望動機」
      「強み・弱み」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「描きたいキャリアパス

  連絡 :当日その場で
  雰囲気一次面接と同じような感じです。
      事前のWebテストの性格診断との一致性も見られます。
      政府系金融なので、誠実で嘘をつかない人がいいんでしょうね。
      志望度がそれなりにみられます。
      第一志望か、他と悩んでいる程度に収めておきましょう。

 ⅵ三次面接
  場所 :本店
  時期 :5月中旬
  時間 :30分
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「就活の軸」
      「志望動機」
      「第一志望か?」
      「学生時代に力を入れたこと
      「強みや弱み」
      「大学での勉強について」
      「入庫後に希望する仕事」
  連絡 :当日その場で
  雰囲気:少し厳かです。
      志望度が大事です。
      第一志望と言い切れないと苦しいと思います。
      しっかりと軸との一致性などを考えておきましょう。
      また政府系金融機関の特徴として、大学での勉強を重視しています。
      研究内容というより、しっかり学習しているかを見られています。
      これは入行・入庫後も勉強し続ける気概を求めているためです。
      しっかりと説明できるようにしておきましょう。

自分はここで辞退しました。
リクルーターの方や面接官の方の話を聞いていく中で、自分の思うキャリアは描けなさそうに思ったためです。
ここからは某私大の友人から聞いた話です。

 ⅶ最終面接
  場所 :本店
  時期 :6月頭
  時間 :30分
  面接官:2人
  学生 :1人
  質問 :「志望動機」
      「入庫後に成し遂げたいこと」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「どうやって周りを巻き込むか」
      「本当にうちに来てくれるか」
  連絡 :当日その場で
  雰囲気:意思確認ではないようです。
      学生時代の経験や志望動機を深く聞いてくるそうです。
      内定が出る場合は、面接後に言い渡されるそうです。

ということで、以上が農林中金の本選考になります。
高収入、そしてホワイト!
資産運用に興味がある学生にもぴったり!
ただ、小泉新次郎が解体したがっているので、少し心配です…

ではでは。

【本選考】【金融】日本生命-総合職-

どうも!
前川です!

今回は生命保険業界の国内No1企業である日本生命の本選考を紹介します。

1.生命保険業界・日本生命について
2.本選考のステップ

1.生命保険業界・日本生命について
 ⅰまずは生命保険業界について
  国内の生保業界は縮小傾向、海外展開が鍵です。
  ①生命保険業
   まず、国内は人口減少から市場も縮小することが分かります。
   それどころか、高齢化により支払いだけが増えていきます。
   よって利益も縮小していきます。
   また日本では自然災害も多いので、それも一因になりえます。
   ということは海外を狙っていくしかないということになります。
   実際、多くの日本の生命保険会社は海外に力を入れています。
   特に、海外M&Aや海外企業とのアライアンスなどで進めています。
  ②資産運用業
   国内の低金利により、国内債権を活かした運用は難しい状況です。
   ということで、債権は外国債券運用がキモになります。
   株式はどっこいですね。
   資産運用業で大切なのは運用資産ですね。
   この点は損保と比べると雲泥の差で生保の方が運用資産が多いです。
   ただ、企業も年金制度を確定拠出型に切り替えていってます。
   また国内の人口減少で契約者数が減る可能性があります。
   そうすると生保で運用する資金も減っていく可能性がありますね。
   やはり海外展開がキモとなりそうです。   
 日本生命について
  国内の生命保険業界では収益No2かつ経常利益No1企業です。
  保険料収入はNo1、総資産や運用残高も国内屈指の機関投資家でもあります。
  他社と比べた特徴としては、
  ①国内の顧客にもしっかりと注力
   他社と違い、国内基盤の強化にもしっかりと力を入れています。
   例えば、三井生命保険の買収。
   国内商品のラインナップの充実。
   ここが他社との違いです。
  ②海外展開に注力
   積極的なM&Aや提携を進めています。
   豪州大手銀行ナショナル・オーストラリア銀行傘下企業の生命保険事業を買収。
   このように海外展開を行っています。
  ③ESG投資やインフラへの投資に注力
   世間のトレンドであるESG投資にも力を入れています。
   ESG投資とはEnvironment, Society, Governmentの頭文字です。
   通常の投資ではなく、環境や社会貢献、コーポレートガバナンスを評価して
   投資を行うことです。
   ESG投資市場は拡大が見込まれていますから、正しい判断です。
  あと特徴として、他社よりもエリート意識やプライドがあります。
  そして体育会っぽい雰囲気もあります笑

2.本選考のステップ
 日本生命の本選考は長いです。
 また倍率は大学によります。

 各大学ごとに枠があるからです。
 逆に言えば、枠がない大学の場合はどう頑張っても無理です…
 その場合は、応募を総合職から営業総合職やCS総合職に変えないかと言われます。

 ⅰ説明会
 ⅱES+Webテスト
 ⅲ座談会
 ⅳリクルーター面談×5回

 ⅴ人事面接
 ⅵ最終面接


 ⅰ説明会
  何の変哲もない説明会です。
  レクミーに参加しました。

 ⅱES+Webテスト
  ESの設問:
  
特に力を入れて学んでいるテーマについて、具体的に入力ください(200字以下)
  (3つ)学生時代に自分自身が力を入れて取組んだことについて簡潔に入力ください(各50字以下)
  上記の中で最も力を入れて取組んだことについて、組織の中で自身がどのように行動したかを交えつつ具体的に入力ください(300字以下)
  日本生命で取組みたい分野・仕事の内容を記入ください(300字以下)

  Webテストは自宅受験型の玉手箱です。
  通過してると締切から1週間以内にOB相談会(リク面)のお知らせが来ます。

 ⅲ座談会
    場所 :本社or支社or会議室
  時期 :4月初旬
  時間 :2時間
  
社員 :8人
  学生 :36人

  雰囲気:普通の座談会です。
      各分野の人がいらっしゃるのでいろいろ聞いてください。
      まぁインターンに参加してたら座談会は参加しなくても大丈夫です。

 ⅳリクルーター面談
  場所 :本社or支社
  時期 :4月中旬~5月初旬
  時間 :1時間
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「自己紹介」
      「自己PR」
      「就職活動の軸」
      「志望動機、志望順位」
      「希望する職種」
      「就活の状況」
  連絡 :数日後に電話
  雰囲気:オーソドックスな雰囲気でした。
      仕切られた部屋で1:1の面談です。
      よく聞かれたのが、
      「なぜ金融?なぜ保険?なぜ生保?なぜ日生?」
      でした。
      しっかりと考えておきましょう。
      ここはリクルーター面談が命です。
      頑張りましょう。

 ⅴ人事面接
  場所 :本社or支社
  時期 :5月中旬
  時間 :1時間
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「就職活動の状況」
      「志望動機」
      「学生時代に力を入れたこと」
      「志望職種やキャリアパス
  連絡 :当日から翌日
に電話で
  雰囲気第一志望かを問われます。
      ここで答えに詰まったりするとおそらく落ちます。
      とりあえず第一志望だと言っておきましょう。
      またこのステップの倍率自体は高くないと思います。
      ここで内々定をもらえます。
      6/1に来たら内定だよとなります。

 ⅵ最終面接
  場所 :本社
  時期 :6/1
  時間 :20分
  面接官:1人
  学生 :1人
  質問 :「志望動機」
      「第一志望か?」
      「学生時代に力を入れたこと
      「就活の状況」
  連絡 :その場でor2週間以内にメール
  雰囲気雰囲気はかなり厳かです。
      内定を出したら本当に来るのかが問われます。
      ここでそういえなければ、落ちます。

 内定が出たかは内緒です笑

ということで、以上が日本生命の本選考になります。
高収入は間違いなしです。
総合職であれば30歳で1000万。
すばらしい!

ではでは。