どうも!
前川です!
今回は鉄鋼業界の国内No2企業であるJFEスチールの本選考を紹介します。
1.鉄鋼業界・新日鉄住金について
2.本選考のステップ
1.鉄鋼業界・新日鉄住金について
ⅰまずは鉄鋼業界について
正直厳しい業界です。
中国勢による価格破壊、業界No1のアルセロール・ミッタルとの差。
粗鋼生産量で1位を狙うのは諦めた方がよさげですね。
ということで日本勢も高級材、ハイグレード製品と呼ばれる製品を推してます。
特定の用途に特化した製品群や、値は張るが品質に特化した製品群です。
利益=(価格ー変動コスト)*数量ー固定コスト
価格を上げて、数量の低下以上の利益を出そうということですね。
発展途上国の需要もあり成長業界と説明会ではよく言われます。
がそれって本当なのかな?と思ってしまいます。
その理由は
・自動運転が進み交通事故が無くなった際に、自動車は鉄である必要がなくなる
→燃費を考えれば、より軽い素材(炭素繊維など)にシフトするのが自然
・同じことが他の交通手段(鉄道、船舶)でも言える
こう考えると、未来がある業界かは分かりません。
ⅱJFEスチールについて
国内No2、世界No8の粗鋼生産量を誇る最大手の一つです。
新日鉄以上に、機能性特化の鉄鋼製品に力を注いでいます。
他企業と合同で研究のできる研究所を所有しているのもここくらいですね。
研究に心血を注いでいる企業な印象です。
社員の方曰く、新日鉄とはライバル関係だとは思ってないそうです。
むしろ共に日本の鉄鋼産業を盛り上げていく、世界と戦う仲間だ、と。
ここから分かる通り、非常に懐が深く、社員の方も優しい方ばかりでした。
個人的には新日鉄住金よりも好きでした笑
2.本選考のステップ
JFEスチールの本選考も少し長いです。
キモは新日鉄と同じくリクルーター面談です。
ここを突破できたら、内定したようなものです。
ⅰ説明会
ⅱES+Webテスト
ⅲリクルーター面談×5~6回
ⅳテストセンター
ⅴ最終面接
ⅰ説明会
何の変哲もない説明会です。
学内説明会だけ参加しました。
ⅱES
ESの設問:
①研究内容を簡単にご記入ください。(200字以下)
②当社への応募理由と従事してみたい業務について入力してください(200字以下)
③自己寸評及びPRを入力してください(200字以下)
④学生生活の中で一番力を入れて取り組んだことについて入力してください(200字以下)
おそらくESの中身は微塵も関係なさそうです。
ここはリクルーター面談が全てです。
ES出す前からリク面始まりますからね笑
おそらく大学でふるいを掛けてます。
ⅲリクルーター面談
場所 :オフィス近くのカフェorオフィスの会議室
時期 :3月~5月
時間 :1時間
面接官:1人
学生 :基本1人、初回のみ2人
質問 :「志望動機」
「就活の軸」
「なぜ新日鉄ではなくJFE?」
「学生時代に力を入れたことは」
「自己PR」
「選考状況」
連絡 :数日後に電話(時々、間が空きます)
雰囲気:初回は学生2人:社員1人ですべて逆質問のものになります。
ここで企業理解を深めましょう。
また逆質問の時間が非常に多いのが特徴です。
なので、リク面前から質問する内容を考えておくのが吉です。
2回目は学生と社員の1:1で行われます。
これまた逆質問オンリーですので、準備しときましょう。
3回目は多少年次が上がる+面接っぽくなってくるです。
この辺から、向こうからの質問が多くなります。
そしてリク面後に人事との面談も入るようになります。(10分くらい)
ここで工場見学のご招待がありました。
4~5回目も年次の上がった社員との1:1です。
基本的には面接チック。
特に、「業界1位の新日鉄でなくJFEを選ぶ理由」は深く聞かれます。
自分はここで辞退しました!
鉄鋼業界の将来性や自分のやりたいことを考えた末です。
企業としては非常に好きな会社でした。
社員の方の器が非常に大きいです。
ちなみにこの後のステップは友人に聞いたものになります。
ⅳテストセンター
会場受験型のSPIです。
リク面後に案内が来ます。
そんなに結果は重視されないと思います。
自分は外銀や外コンのを使いまわしました。
ⅴ最終面接
場所 :本社オフィス
時期 :6月1日
時間 :30分
面接官:3人
学生 :4~5人
質問 :「学生時代に力を入れたこと」
「内定を出したらうちに来るか」
連絡 :その場
雰囲気:ただの意思確認の場だそうです。
やはりリク面で評価をしっかりとされているからこそですね。
ということで、やはりリク面が全てっぽいですね。
鉄鋼業界は基本的にリク面が正義。
覚えておきましょう笑
以上になります。
ではでは。